■機能説明図
■外形図
■略号説明
■公 差
説 明
分散が低い材料(クラウンガラス)からなる正のレンズと、分散が高い材料(フリントガラス)からなる負のレンズの2種類を組合せ、3種類の異なる波長の光線に対して色収差を除去するように設計してあります。
3種類の波長には青・緑・赤が採用されていますので、可視域内の他の波長における焦点距離の変化はほとんど無視できるよう設計してあります。
球面収差の面でも球面単レンズよりはるかに改良されており、無限共役比の時最も球面収差が少なくなるよう設計されています。
可視域用多層反射防止膜コート付です。
ポイント
無限共役比で使用する際は、凸レンズ(クラウンガラス)を無限共役側に(凸レンズ側より平行光を入れる)凹レンズ(フリントガラス)を焦点側にすると、球面収差が最も少なくなります。
光の波長に対してガラスの屈折率が異なることを分散と呼びますが、この分散のためにレンズの焦点距離が波長により異なることを色収差と言います。色収差は分散の小さいガラスと大きいガラスを組合せることで補正することができます。
光の入射高差により焦点位置が異なることを球面収差と言います。
注 意
光路確認、光軸調整などの作業をする際は、必ずレーザ保護眼鏡を着用してください。
矢印の先端側から平行光を入射してください。
■仕 様
■球面アクロマティックレンズ
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